秋のチェコ お勧めイベント5+1

秋のチェコ お勧めイベント5+1

超一流の音楽、手に汗握る競馬レース、世界の素晴らしい芸術作品、あるいは戦いの再現などなど、秋のチェコはイベントが盛りだくさん。誰もがご自分に合ったものをお選びいただけます。

秋は、チェコで休暇を過ごすのに最適な、最も美しい季節の一つ。この時期には文字通りありとあらゆる色に彩られる自然の美のほか、様々なフェスティバル、毎年恒例のイベント、スポーツ大会などもお楽しみいただけます。ここでは中でも必見の、ボヘミア&モラヴィア・ベスト・イベントをご紹介いたしましょう。

カルルシュテインの収穫祭(9月30日、10月1日)

ワイン好きの方が絶対見逃せないのが、9月最終日と10月最初の日に行われる第21回カルルシュテイン収穫祭。その舞台となるのは、プラハの南西、車でわずか45分弱の距離にあるチェコ・ゴシックの最高峰、カルルシュテイン城城下です。この歴史的葡萄収穫祭は、中世の祭りをそのまま再現したもので、ここではワインや収穫祭の特別料理、騎士の競技、奇術師の舞台などをお楽しみいただけます。火を飲み込む大道芸人や奇術師のショーのほか、ゴシックのファッションショーも開催されますし、またご希望の方は中世のダンスを習うこともできます。もちろん神聖ローマ帝国皇帝、チェコ国王カレル四世もその家臣を伴って登場します。

パルドゥビツェ大障害レース(10月8日)

ヴェルカー・パルドゥビツカーと呼ばれる競馬レースは、チェコ最大のスポーツ・イベントの一つに数えられています。その名が示す通り、パルドゥビツェ(プラハからD11高速道路を東に、車で約80分行ったところ)で開催されるこのレースは、チェコで最も古い伝統を誇るもので、今年は127回目を迎えます。コース距離は6,900メートルで、そこに31の障害が設定されています。メイン・レースはほんの10分ほどで終わってしまうのですが、会場の熱気、盛り上がりはまさに圧巻です。ヴェルカー・パルドゥビツカーはまた一大社交イベントでもありますが、このことは、このパルドゥビツェ競馬場に毎年3万人もの観衆が集まるという事実によっても証明されています。

シグナル・フェスティバル(10月12~15日)

光とビデオマッピングのフェスティバル「シグナル」は、チェコ最大のカルチャー・イベントの一つです。シグナル・フェスティバルは今年、カナダのツーリズム・サイトFlightnetwork.com 、シンガポールの「ストレイツ・タイムズ」紙、あるいは旅行サービス・サイトOrbitz.comでも、その世界ベスト・イベントの一つとして紹介されています。フェスティバルは今年5回目を迎えますが、夜のプラハを舞台とする当イベントの参加人数は、過去4年間で総計150万人に達しています。観光名所、あるいは観光客にそれほど知られていないスポットをも含むプラハの路地、公共空間が、この4日間、チェコ、そして世界を代表する光のトップ・デザイナーの手により、芸術作品に変貌します。更に今年は旧市街ヴィノフラディ地区の2つのフェスティバル公式コースに、初めて20点ものインスタレーションが設置されますので、こちらも乞うご期待!

デザインブロック(10月26~30日)

デザイン関係がお好きな方必見のイベントといえば、10月末に開催されるデザインブロック。デザインブロックは中欧最大のデザイン&ファッション・ショーで、今年も例年通り欧州各国のデザイナーの作品、有名ブランドあるいは若手デザイナー、デザイン・スタジオの新作、試作が紹介されます。4日間の開催期間中は、メイン会場のほかプラハ市内各地でギャラリー、ショールーム、ポップアップショップがオープン、デザインブロック用の特別企画も実施され、プラハはまさにデザイン一色に染まります

秋のストリング(10月20日~11月9日)

根強いファンを持つ音楽祭「秋のストリング」が、1年の休止期間を経て再びプラハに戻ってきます。プログラムはこれまで同様ジャズ、古典音楽、伝統と実験音楽のミックスですが、今年は更にヒップホップ、アイルランド・フォーク、モラヴィア・フォークなどが加わり、よりスパイスの効いたものとなっています。今年21回目を迎える秋のストリングには、伝説の作曲家、ピアニストのハービー・ハンコック、クラシック・アンサンブル「バング・オン・ア・カン」、アイルランド=アメリカのマルチジャンル・グループ「ザ・グローミング」、ヒップホップ・デュオ「シャバズ・パレセズ」、そしてジャズ・ピアニスト、ジェイソン・モランなどが登場します。

初冬のイベントも先駆けしてご紹介  ―  スラフコフの戦い212周年(12月1~3日)

12月初頭、フランス軍司令官、皇帝ナポレオン・ボナパルトの軌跡を追って、ブルノの近郊、スラフコフ・ウ・ブルナ(ドイツ名アウステルリッツ)に世界中から大勢の人々が集まり、ヨーロッパの歴史を動かした会戦を回想します。プログラムのメイン・イベントは、土曜日に行われるトヴァロジュナー村近くのサントンの丘の戦いの再現。欧州の歴史にそれほど関心のない方でも、プラハから車で2時間かけてスラフコフに出向く価値は十分にあります。会戦再現は、当時の軍服をまとった1,000人もの兵士のほか、60頭の馬、そして15基の大砲を擁して、壮大なスケールで行われるのですから。