2018年必見のイベント

2018年必見のイベント

共和国誕生記念祭、コンサート、そして映画祭などなど今年もイベントが目白押し

チェコはどの年でも、いらした方にご満足いただいておりますが、今年はまた格別な年となりそうです。2018年は、共和国建国100周年にあたるのですから!当然ながらこの記念すべき年を祝って、各地で盛大なイベントが開催されることになります。この他にも今年は、音楽祭、映画祭、あるいはスポーツ・イベントなど、見逃せない行事が目白押しです。今回は、この中から特にお勧めのイベントをご紹介いたしましょう。

チェコ・スロヴァキアの建国100周年記念祭

2018年は、チェコにとって特に重要な年となっています。ちょうど100年前、1918年10月28日に、チェコスロヴァキアが独立、単独国家が誕生したのです。そのため当然ながら、2018年には一年を通じて祝典行事、展示会ほか、関連イベントが行われることになりますが、その大部分はプラハで開催されます。10月には(既に春から展覧会が開始される)ブラチスラヴァ城から、チェコ=スロヴァキア展覧会が移動して来ますが、これはチェコとスロヴァキアの共通の歴史、そして両国が体験した主要な歴史的瞬間の再現を試みるものです。このイベントは総じて「1918年建国」とネーミングされており、その枠内で例えば「黄金のシチリア牛」と呼ばれる勅書あるいはルドルフ二世の勅書のような、国宝級の古文書も展示されます。

一方国立美術館では「第一共和国」と題した一連の展覧会が行われ、また国立技術博物館では、10月に「メード・イン・チェコスロヴァキア 産業が世界に与えたもの」という名の展示が開始されますが、後者は独立国家チェコスロヴァキアが存在していた全期間における技術と産業の発展を紹介するものです。

大規模なイベントは、ブルノでも開催されます。ブルノの見本市会場では、チェコスロヴァキアの誕生および見本市会場の90年の歴史を記念して、2018年6月1日~17日、「レ:プブリカ19182018  ~ブルノ.ピープル.センチュリー~」と題したプロジェクトが実施されますが、ここでは2つの展示会をお楽しみいただけます。その一つ、「レ:プブリカの100(1918~2018年)」は、1928年にチェコスロヴァキア誕生10周年を記念して行われた展示会をベースとしたものになっています。一方もう一つの「アヴァンギャルド展示会」では、現代の建築、デザイン、工芸をご紹介いたします。

チェコスロヴァキア建国記念祭は、オストラヴァでも準備されています。ここでは5月に開始され、10月28日にクライマックスを迎えます。オストラヴァ市は建国100周年を記念して本を発行、また関連する人物に敬意を表する記念式典も実施する予定です。またオストラヴァ博物館では、1918~2018年のオストラヴァの生活史に関する展示も行われます。

リベレツでは、名誉市民の展示会が開催されます。また「リベレツにおける1918年10月28日」をテーマとしたイベントも準備されています。

独立国家チェコスロヴァキア誕生100周年を記念する各種イベントは、2018年プルゼニュでも実施されます。ここでは100周年記念のテーマを反映した様々な伝統的なイベントが行われ、2018年10月には、2日間に渡る建国記念プルゼニュの祭典でクライマックスを迎えます。

スポーツ・イベント 

チェコで最も有名なスポーツ・イベントといえば、やはりイゼルスカー・パデサートカ(イゼル山中50 kmレース)(2月16~18日)でしょう。第1回のレースが開催されたのは1968年ですので、今年は51年目を迎えます。メイン・イベントは、イゼル山地を貫くクロスカントリー・ルート50 kmのクラシカル・スタイル・レースです。

プラハのスポルティッシモ・ハーフマラソン(4月7日)は、今年20周年を迎えます。このレースの人気の秘密は、その舞台となるプラハの美しい街並み、そしてその参加者の幅の広さ(ケニア、エチオピアの超一流選手からマラソン初心者まで)にあります。またチェコのマラソン・シーズンのクライマックスを飾るのは、旧市街広場をスタート、ゴール地点とするプラハ・マラソン(5月5、6日)です。

ブルノのマサリク・サーキットで開催されるオートバイ・レース・ブルノ選手権 - チェコ・グランプリは、近年観客動員数が最も多い、チェコ最大のスポーツ・イベントの一つに数えられています。これはロードレース世界選手権(モトGPの一戦に加えられており、今年もチェコ・グランプリ- スピードウェイ・グランプリ・シリーズ世界選手権(5月26日)が開催されます。この日会場のマルケータ・スタジアムには、スピードウェイの世界トップクラスの選手のみならず、今後のホープと期待されている新人選手も登場します。

オストラヴァで開催されるゴールデン・スパイク(6月13日)は、毎年世界超一流選手が参加して行われる国際陸上競技会です。これは歴史的に欧州最古の大会で、今年57年目を迎えます。
 

音楽祭

クラシック音楽の国際フェスティバル、プラハの春(5月12日~6月3日)は、例年同様プラハ全域で、クラシック音楽ファンを魅了します。またどちらかというとクラシック以外の音楽がお好きという方には、マルチジャンルの国際音楽祭「カラーズ・オブ・オストラヴァ」(7月18~21日)がお勧めです。ここでは様々なグループの演奏のみならず、オストラヴァの下ヴィートコヴィツェ地区というユニークな環境もご堪能いただけます。この他、チェコ国内で開催される大規模な音楽祭としては、スメタナのリトミシュル(6月14日~7月7日)も挙げられます。記念すべき60周年を迎える今年は、素晴らしい音楽体験はもちろんのこと、様々な関連プログラムもお楽しみいただけます。更に国営チェスキー・クルムロフ城は、既に夏の恒例イベントとなったチェスキー・クルムロフ国際音楽祭(7月20日~8月11日)でクラシック、その他の音楽のコンサートをお届けいたします。

2018年はまた、素晴らしい単独コンサートも目白押しです。まず4月にはプラハにメタリカ(4月2日)、イマジン・ドラゴンズ(4月16日)、グレゴリー・ポーター(4月23日)が登場、また伝説のミュージシャン、ロジャー・ウォーターズのコンサートは2度行われます(4月27、28日)。5月には43歳の誕生日を祝いに、スペインのポップ・スター、エンリケ・イグレシアスが8日にプラハにやって来ます。また伝説のジャズシンガー、ボビー・マクファーリンは、9日にプラハのフォーラム・カルリーンで、翌日はオストラヴァでその歌を披露します。これより小規模ではありますが、アメリカのシンガー、アナスタシア(5月12日)もフォーラム・カルリーンに登場します。加えて、リンゴ・スターのコンサートがプラハのコングレス・センターで(6月19日)、オジー・オズボーンのコンサートがハリウッド・ヴァンパイアーズ(アリス・クーパー、ジョニー・デップ、ジョー・ペリー)を伴ってプラハのレトニャニ空港で行われます(6月13日)。レトニャニ空港では、この1週間後に、アイアン・メイデンも公演します。
 

映画祭 

チェコ最大の映画祭は、カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭(6月29日~7月7日)です。今年もカルロヴィ・ヴァリに国中から、数々の秀作映画を楽しむため、そしてカルロヴィ・ヴァリ映画祭が世界に知られる所以ともなっている、独特の雰囲気を味わうため、映画ファンが集結します。

ドキュメンタリー映画がお好きという方は、イフラヴァ国際ドキュメンタリー映画祭(10月25~30日)をお見逃しなく。また夏の映画・音楽祭スラヴォニツェ・フェスト(8月1~5日)、そしてウヘルスケー・フラジシュチェ夏の映画学校(7月27日~8月5日)もお勧めです。