ペトシーン展望台

ペトシーン展望台

ペトシーンの丘にあるパリのかけら

ペトシーンの丘に上ると、有名なパリのエッフェル塔に触発されて建造された展望台が目に入ります。展望台までの299段の階段を登ると、数多くの塔、煙突、バロック様式の宮殿の見事な外壁装飾など、息を呑むほど美しい街の景観が目の前に広がります。ペトシーンの丘はカップルに人気のデートスポットとして知られています。もちろんひとり気兼ねなく散策を楽しんだり、友人たちとピクニックを楽しんだり、近くの数ある居酒屋で時間を過ごすこともできます。

ペトシーンはどの季節に訪れても詩的な雰囲気が感じられる場所です。春にはいたるところで楽園のバラのような香りが漂い、夏場は柔らかい芝生の上に横になってお気に入りの本を読んでくつろいでみたり、秋は見事な紅葉がプラハの街並みに独特の風情を作り出し、そして冬場はホットワインの香りの漂うなかで雪に覆われたマラー・ストラナの家々を上から望む幻想的な風景を堪能できます。

街を一望の下におさめる

ペトシーン最大の名所といえば間違いなく展望台です。実際にこの展望台を眺めているとパリにも似たような塔があるような気がするかもしれません。実はこの塔は1891年に開催された万博を記念して、エッフェル塔を模して建てられたものなのです。展望台ではプラハで最も美しいパノラマの景観が眼前に展開します。展望台に上る前にカメラの準備をお忘れなく。

思いっきり笑う

もし自分の体が2メートルもあるように見えたり、顔がスイカのように大きかったらどんな姿に見えるでしょうか。ペトシーンの展望台のすぐ隣の館にある人気スポット「鏡の迷路」で実際に体験することができます。大人も子供も楽しめるユニークなエンターテイメントで、腹筋が痛くなるまで思いっきり笑ってください。またペトシーンにお越しになったら、中世のボヘミア王カレル4世が造らせた「飢えの壁」もぜひ見学してみてください。この壁の名前は貧困にあえいでいた人々を救うため、当時の王カレル4世があえて壁作りの仕事を与え賃金を払ったことに由来します。 

ペトシーンの丘で天体観測

天体観測がお好きな方は、天体望遠鏡で星空を楽しむことができるペトシーンの天文台へお越しください。最新の望遠鏡で有名な天体を観測することができ、当地の天文家からの興味深い事実を学ぶこともできます。