チェコ各地のアドベント

チェコ各地のアドベント

アドベント(降臨節)は、誰もがクリスマスを今か今かと心待ちにする時期。ここでは、チェコでクリスマスの魅惑的な雰囲気を味わえる場所をご案内いたしましょう。

チェコの町ではどこでも、クリスマスに向けて大掛かりな準備がなされます。町の広場では何週間もかけてツリーの飾り付けが行われ、クリスマス・マーケットや様々なカルチャー・プログラムが開催されます。今年アドベントの時期にチェコを訪れる予定の方々は、是非ここでご案内する町、場所をたずねてみてください。ブルノ、オロモウツ、チェスキー・クルムロフ、プルゼニュ、いずれの町でも、クリスマスの雰囲気をその最も美しい姿でご堪能いただけます。

ブルノのクリスマスとデザイン 

モラヴィアの中心都市ブルノでは、地元の人々が静かに、和やかなクリスマスを迎えるのが伝統となっています。アドベントの期間、町の中心部は華やかな姿に変貌し、いたるところでクリスマスの美しい装飾が見られるようになります。クリスマス・マーケットは、自由広場、ドミニカ広場近く(11月29日~1月5日)、ゼルニー・トゥルフ(青果市場)広場、そしてモラヴィア広場の、市内4カ所で開かれています。ブルノの中心点に位置する自由広場は、ライブ音楽で盛り上がる一大パーティーのイメージで、レストラン、バーなどが立ち並ぶ、非常にアクティブなソーシャル・ライフで知られる場所です。一方ドミニカ広場は、新市庁舎と聖ミハル教会というロマンチックな背景を持つ歩行者専用ゾーンで、家族・友人との団欒、グルメ体験などが楽しめる場所。お子様連れのご家族にお勧めのエリアです。またゼルニー・トゥルフ広場には、工芸品や伝統品などを売るスタンドが立ち並び、モラヴィア広場ではサーカスの巨大なテントや観覧車、屋外スケートリンクなどが見られます。
ブルノのクリスマスに欠かせないのが、軽食とクリスマス・プレゼントのスタンドが並ぶ市場、ブルノ・オリジナルのカップやリサイクル容器、広場にツリーを飾る伝統発祥の地ブルノならではのクリスマスツリー、大きなベツレム(キリスト生誕場面を表した模型)の彫刻、アドベント期の散策・エクスカーション、そしてかのライトアップされた、有名な旧市庁舎の塔から望む景色です。

オロモウツの魅力はホット・ワイン

中央モラヴィアに位置する歴史の町・オロモウツは、今年もそのクリスマス名物を用意して、近郊そして遠方からの訪問客を迎えます。オロモウツのクリスマス・マーケット、特にホルニー広場の市場では、様々な香辛料を使った多様なホット・ワインとポンチ、甘い、あるいはビターなドリンク、ラム酒やチェリー酒、あるいは新鮮なオレンジなどを加えた各種飲み物が提供されます。クリスマス・マーケットではまた、バラエティーに富んだ音楽プログラム、大人も子供も楽しめる演劇、クリスマス伝統のアトラクション、ベツレヘムの彫刻、屋外スケート・リンクなどもお楽しみいただけます。更にクリスマス市開催期間には、ユネスコ世界遺産、聖なる三位一体柱が美しくライトアップされます。オロモウツのクリスマス・マーケットは、11月22日にオープン、12月24日まで開催されます。オロモウツの町の中心部にあるドルニー広場では、毎年その一角が屋外スケートリンクに早変わりします。貴方も是非、この無料スケート場をご利用ください。

チェスキー・クルムロフでは、城のお膝元でクリスマス市開催

チェスキー・クルムロフは、南ボヘミアのシュマヴァ山麓に位置する小さな町。その中心部には、ユネスコ世界文化遺産に登録されている広大な古城、旧貴族の城館がヴルタヴァ川を見下ろすようにして聳え立っています。夏のシーズン中は町は観光客であふれていますが、冬は時が緩慢化し、観光客も地元の人々も落ち着いた雰囲気の中でクリスマス・マーケットを楽しむことができます。スヴォルノスチ広場のクリスマス市は11月29日から1月6日までの期間、伝統的なクリスマス・グッズやクッキーを提供します。ここではこの他子供・大人向けアドベント&クリスマス・コンサートも行われますが、アドベントにおけるクライマックスといえば、やはりライブのベツレヘム。これは聖書の物語を音楽、歌、そして踊りにより表現したものです。またオリジナルのクリスマス&ニューイヤー・カードが欲しいという方は是非セイデル写真博物館までおいでください。昔の雪景色をバックに、橇やスキーを楽しんでいる姿を撮影してもらえます。但し事前のご予約をお忘れなく。

プルゼニュのクリスマス・マーケット 

西ボヘミアの中心都市・プルゼニュの中心部、共和国広場の聖バルトロムニェイ教会前では、11月23日から12月23日まで、伝統的なクリスマス・マーケットが開催されます。ここにはたくさんの屋台が立ち並び、工芸品(実際の作業工程を示すデモンストレーション付あり)、軽食や地元特産レース編みなどを提供します。またここに日没後のおいでになる方には、広場全体のクリスマス・イルミネーションが醸し出す独特の雰囲気をお楽しみいただけます。プルゼニュのクリスマス・マーケットにおいでの方は、この機会に是非世界的に有名なピルゼン・ビール醸造所にもお立ち寄りください。プルゼニュのクリスマス・マーケットに来られた際には、是非プルゼニュ・ビール工場あるいは、世界的に有名な建築家アドルフ・ロースの第一共和国時代のインテリアのご見学もお楽しみください。またアドベントの週末には、プルゼニュの中心部で、クリスマスの歴史と、習慣、伝統をご紹介する特別ガイド付き市内観光も実施されますので、是非ご参加ください。
 

チェスケー・ブジェヨヴィツェのクリスマス・マーケット

チェスケー・ブジェヨヴィツェでは、アドベントにプシェミシル・オタカル二世広場で、クリスマス・マーケットが開かれます(2019年11月29日~12月24日)。ここでは毎日クリスマス・キャロルを聞いたり、様々な食べ物を試したり、プレゼントを買ったりして、クリスマスの雰囲気が堪能することができます。ここではまた市場の他、音楽や演劇、バグパイプのクリスマス・キャロル演奏、フォークロア・グループの歌や踊りもお楽しみいただけます。
広大な市場には、数多くの木製のスタンドが立ち並び、数々のクリスマス・グッズ、プレゼント、軽食、様々な香りと味のポンチ、蜂蜜酒、トゥルデルニーク(ロール菓子)その他のクリスマスの飲み物、食べ物をオファーします。また伝統工芸品や手作りグッズを売るスタンドも見られます。チェスケー・ブジェヨヴィツェでは、今年もアドベントに、広場中央のサムソン噴水周辺にユニークなスケート場が設置されます(1月6日まで利用可)。