チェコのクリスマスマーケットで何食べる?

チェコのクリスマスマーケットで何食べる?

クリスマスマーケットの目玉はその雰囲気だけではありません。トラディッショナルなグルメも魅力です。

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チェコ共和国のクリスマスマーケット‐プラハ、チェスキー・クルムロフ、オロモウツ、あるいは他の町でも‐それらには共通のものがたくさんあります。飾り付けられたスタンド、雰囲気、クリスマスキャロル、食べ物。どこのクリスマスマーケットでも見つけられて、訪れたあなたに必ず美味しいと思ってもらえるような、この時期特有のかおり高く美味しい食べ物を選んでみました。

ホット・ワイン(Svařák:スヴァルジャーク)

そう、これはクラシックです。シナモン、グローブ、八角、オレンジかレモンの皮が入るホットワインは、誰もがクリスマスマーケットの雰囲気と結び付けます。最も有名なクリスマスマーケット、例えばプラハ 旧市街広場、もちろん南ボヘミアチェスキー・クルムロフでも、ホットワインの香りが漂います。温かいホットワインのカップで暖をとってみてください。ただ、飲むときは熱いので気をつけて。

トルデルニーク(Trdelník)

この甘いお菓子は、1年を通して食べることができます。でも、クリスマスマーケットで味わうものは一味違います。砂糖、シナモン、クラッシュアーモンドあるいは他の木を実の砕いたものをまとった歯ざわり良いお菓子は、クリスマスマーケットでは温かい状態で売られています。どのトルデルニークのスタンドも、昔ながらのチェコの味覚を売っていることを誇りにしています。皮肉屋は、トルデルニークがオーストリア・ハンガリー帝国の伝統に通じるものであって、例えばハンガリー人たちがこれを自慢にしていると批判し、断言しています。でも、こんな論争はほとんどの人にとってはどうでもいいことに感じるほど、このお菓子はおいしいのです。

メドヴィナ(Medovina

甘いアルコール飲料はホットワインほどポピュラーではありませんが、クリスマス時期の飲み物であることにはかわりません。水と蜂蜜から作られるこの飲み物、どちらかというと液体のデザートといった感じです。クリスマスマーケットではいくつかの種類のメドヴィナを味わうことができます。バニラ風味、ナツメグ風味、シナモン風味、あるいは果汁入りなどです。

ハム(Šunka:シュンカ)

ハムも一年を通して食べることができる食べ物のひとつです。でも、目の前で焼かれた串刺しの肉から削ぎとるのを見るのは、まさに味覚のための体験というしかないでしょう。これを食べるとなると、もう何も言う必要はありません。串刺しの肉からは何ともいえない温かさが漂い、凍えるように寒いクリスマスマーケットにおいては心地よいアクセントとなっています。問題があるとすればハムはダイエットに良い食べ物とは言えないところですが、まあクリスマスの期間ですので多めにみましょう。それに、プラハハムはグルメの世界ではひとつの概念をなしています。既に19世紀の段階で、あるプラハの肉屋が軽く燻してからゆでる豚の足を最初に作り上げました。ですのでプラハのクリスマスマーケットは、この美味しい食べ物にとっては我が家といえるのです。

パンチ(Punč:プンチュ)

パンチはもともと5つの材料からなるものでした:水、アルコール、砂糖、レモン、香料。しかし次第に他の果汁も加わるようになっていきました。例えばオロモウツのクリスマスマーケットでは、数十年のときを経ても変わらない方法で作られており、その作り方を知ったのはこれまでに数人だけという特別なパンチを自慢にしています。オロモウツではこれを温かい状態で味わうことも、瓶にいれて持ち帰り後に楽しむことも出来ます。

クリスマスマーケットで手に入れられるもの、味わえるものはもっと沢山あります。よくあるのは焼き栗、煎りアーモンドあるいはトラディッショナルなペルニークなど。また、クリスマスツリー用の飾りを買うこともできれば、他のプレゼントを買うこともできます。それであっても、チェコのクリスマスマーケットでは何もかもを購入出来る訳ではありません。スタンドで販売してよいのは、伝統的なクリスマス商品だけと決まっています。