藍染めは部屋やクローゼットをレベルアップします

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「着物」は、世界中に知られた日本の伝統的な服装です。しかし、その着物の「革新」というと想像がつきますか?チェコのデザイナーであるアリツェ・クロウスコヴァー(Alice Klouzková)さんは、チェコの伝統的な藍染め生地を使ってモダンなワンピースを生み出したときに、そのジレンマを解決しました。どうぞ、チェコの藍染生地を用いたハンドメイド服をご覧になり、誰も持っていない革新的なモードをお買い求めください。それぞれの服は、完全にオリジナルな製品です。

裕福な顧客に求められて

藍染め生地というのは、白い模様のついた藍の生地のことです。アジアでは、もう紀元前2000年頃より製造され、18世紀以降、ヨーロッパに輸出され始めました。「白い布に模様をロウで印刷して、その生地を藍に漬けて染め、その後も、様々な加工を施します。複雑な手仕事が多いため、昔は、かなり高級な生地とされ裕福な顧客しか購入できませんでした。しかし、段々と田舎でも藍染めの小規模工房が増え、それほど裕福でない人でも藍染めの生地が買えるようになり、庶民でも催事に着る服装やスカートなどを藍染め生地を使って仕立てるようになったのです。それぞれの国によって用いられる模様も異なり、その多くは動物や植物の模様でした」と、子供の時から生地の手工芸史に関心を持っていたクロウスコヴァーさんは説明します。

 

モダンなスタイル

ホドニーン市郊外のストラージュニツェ(Strážnice)にある、代々模様付きの生地を作り続けている珍しい藍染め生地の専門工房を、彼女が初めて訪れたのは2008年でした。この工房のwebをご覧頂くと、テーブルクロスから布製玩具まで、幅広いオリジナル製品を見つけることができます。「それを見たら、伝統的な工芸と現代のファッションとを合わせたら面白いとすぐに感じました。そして、藍染め生地を用いたワンピースやシャツ、スカートのコレクションを作ったのです。ただし、ストライプや点など単純な模様のほうが好みなので、典型的な民族模様は使いません」とクロウシュコヴァーさん。彼女は、(日本にもある)チェコ・センターのために「アオの革新」という巡回展を準備し、藍染め生地の美しさを紹介しています。チェコの藍染め(オーストリア、ドイツ、ハンガリー、スロバキアにおける藍染めも含む)は、2018年11月にユネスコ無形文化遺産に登録されたので、藍染め生地の人気も大きく高まりました。それ以来、藍染め生地を用いた手工芸は、一層、注目されるようになったのです。

 

世界的にも珍しい藍染めの革新

クロウスコヴァーさんによると、20世紀の初め頃、藍染め生地を大量生産することで小規模工房よりも安価で販売する工場が増加したため、藍染め生地産業は衰退していました。しかし、チェコスロバキアでは、当時の政府による長年にわたる手工芸保護政策のおかげで、藍染め生地の伝統が維持されました。プラハには、藍染めの模様や技術を利用して、それぞれの時代のトレンドにあったワンピースやスカートなどをデザインする芸術家・デザイナーが活躍した「民藝センター」という機関が置かれていました。「そういう面から見ると、チェコでは、藍染めの技術がいろいろと革新されてきた一方で、他の欧州諸国やアジアでは、100年前とほとんど変わらない模様がずっと使用され、藍染めは伝統的工芸品として認識されています。よって、チェコはかなり珍しいケースではないでしょうか」とクロウスコヴァーさんは指摘します。しかし、彼女は、チェコでも、結局、藍染め生地を作る染物屋の手法を見学ができる工房は、もう2か所しか残っていないとも付け加えます。例えば、ブランスコ(Blansko)地方のオレシュニツェ(Olešnice)では、ダンジンガー(Danzinger) 家が、もう7代に渡り手作業で藍染めを続けており、こちらでお部屋やクローゼットを飾る藍染め模様の製品を、幅広くご選択頂けます。また、チェコの手工芸からインスピレーションを得た面白い製品は、リーパ・ストアー(Lípa Store)にもございます。