安全な旅と健康維持

ここ1年半の間、世界は根底から覆されるような変化を体験しています。様々な施設の利用、旅行から買い物の方法にいたるまで、ありとあらゆる場で変更が強いられました。その一部については、恐らく将来的にも受け入れていかなければならないでしょう。こうした部門の1つとして挙げられるのが、レストラン、ホテル、小売店、そして様々なイベントにおける安全上・衛生上の感染予防対策です。アクセス可能な場所、要所要所における手の消毒液配置、またソーシャルディスタンスの維持、質の高い防護マスク着用、定期的な消毒の徹底などにより、新型コロナウイルス感染症を含むウイルス性疾病の感染を最低限にとどめることができます。

こうした対策は一般に知られている措置ですが、ホテルやレストランでは顧客、つまり私達の安全を図るため、このほか何十もの対策が講じられています。例えばホテルでは、複数の客が使用する客室においては、雑誌や装飾調度品、装飾用クッション、あるいは筆記用具などの配備が制限されています。一方レストランでは、メニューを使い捨てのものを使用するか、あるいは使用ごとに消毒できるようなものを使うことが奨励されています。もちろんレストラン、ホテルには非感染証明（ワクチン接種証明あるいは陰性証明）を持つ者だけが入店を許されます。ではショッピング事情はいかがでしょうか。店舗では依然として防護マスク着用が必須となっています。ここ1年半の間に、旅行先で体験する様々なシチュエーションに対して、体系だった規定が準備・導入されました。こうした規定を関係者全員が遵守することにより、旅先で安全と感じられる環境が保証されるのです。