チェコの鳥瞰図

チェコの鳥瞰図

展望台、見晴台がお好きという方、チェコが有数の展望台の国だということを、ご存じですか?

世界で最も美しい景色は、馬の鞍からの眺めだとか。でも実際にはもっとずっと高い場所、展望台からの眺めの方が、より美しいことでしょう。中でもチェコの展望台からの景色はまさに絶景です。最新のデータによると、ボヘミア、モラヴィアには、400以上の展望台があるそうです。高所恐怖症でない方に是非お試しいただきたい、お勧めの展望台、見晴台を以下にご紹介いたしましょう。

プラハの展望台 

意外かもしれませんが、展望台は首都プラハにもあります。中でもチェコで最も有名な展望台に属するのが、ペトシーンの丘の上に立つもの。このペトシーン展望台は、鉄筋構造で、パリ・エッフェル塔の小型版のように見えます。ペトシーン展望台が完成したのは、1891年のことでした。またプラハのユニークな景色を提供しているのが、ジシュコフ・テレビ塔です。この塔は高さ216 mあり、プラハで最も高い建造物となっています。テレビ塔内では、高さ93 mの展望階、あるいは更にその上方に位置する高級レストランの窓から眺望を楽しむことができます。

北ボヘミアの展望台 

イェシュチェトでは、周囲180度を見渡せる壮大な景色と、ユニークなホテル体験がお楽しみいただけます。北ボヘミア、リベレツ近郊に位置するこの有名なリゾート・ホテルは、高さ100 mあり、同名の丘の上に聳え立っています。リベレツ地方では、この他にも、チェコ最古の鉄筋造りの展望台「スロヴァンカ」にも是非登ってみてください。この展望台は、イゼラ山地内、同名の木々に覆われた丘の上に、1887年に建てられたものです。チェコ最北端に位置し、円形の素晴らしい景色を提供しているのが、タネチニツェ展望台です。これはミクラーショヴィツェ近郊、海抜598 mの場所にあり、138段から成る階段を持ちます。この近くにはボヘミアン・スイスのシンボルの一つとなっているイェトシホヴィツェの岩壁と呼ばれるツーリスト・アトラクションがありますが、そこに見られるマリエ展望台の展望四阿は、既に150年間機能し続けています。

チェコ最古の展望台と、アルプスを望む展望台 

シュマヴァ山地ポレドニーク展望台は、少し変わった歴史を持ちます。この塔は、もともと国境警備のための電気柵が張り巡らされた軍の施設に属していました。展望台は、チェコで3番目に高い場所に位置するもので、天候が良ければアルプスの山々も遠くに見ることができます。同様に天候条件の良いときに素晴らしい景色を提供しているのが、イェセニーキ山地のテレビ塔プラジェトです。テレビ塔の頂上は高さ1637 mと1638 mの間にあり、スニェシュカ山(1603 m)を上回り、(人工的建築物ではあるものの)国内最高地点となっています。一方南モラヴィアレドニツェ=ヴァルチツェ地区の一部を成すレドニツェ城公園には、ロマンチックな展望台・ミナレットがみられます。これはチェコ国内に現存する展望台の中では最古のもの(1802年建設)で、同時にチェコ国内唯一のミナレットとなっています。この塔には3ヵ所に展望回廊があり、そのうち最も高いものは302段の階段を上ったところにあります。
眺望と散策のコンビネーション 
チェコには、観光客にも人気の高いツリートップウォークウェイもあります。国内最初のツリートップウォークウェイは、南ボヘミアリプノ・ダムのすぐ近くに造られました。これは全長372 mの「梢の道」で、その頂上が高さ40 mの見晴台になっています。リプノのツリートップウォークウェイは、一年中オープンしています。2015年には、ドルニー・モラヴァスカイウォークがオープンしました。その形状から、蛾の飛んでいる姿を彷彿させるこのアトラクションは、ロープウェイの山上駅付近、高さ1116 mの高さのところにあります。ツリートップウォークウェイは、この他クルコノシェ山地ヤーンスケー・ラーズニェにも見られます。ここでは全長1500 mのツリートップウェイ散策のみならず、45 mの高さを誇る見晴台からの素晴らしい眺望もお楽しみいただけます。