有名な歴代チェコ人オリンピック選手

有名な歴代チェコ人オリンピック選手

栄光のチェコ・スポーツ史をご紹介 

Homeニュース有名な歴代チェコ人オリンピック選手
第32回夏のオリンピック開催がいよいよ間近に迫ってきました。新型コロナウイルス・パンデミックの影響による延期を経て、東京オリンピックは今年7月23日から8月8日までの期間に実施されることが決定しています。今回ももちろん数々のチェコ選手が参加しますが、金、銀、銅メダル獲得なるか否かは、神のみぞ知るです。ここでは過去にさかのぼり、夏季オリンピックにおける最も輝かしいチェコ選手の軌跡と活躍をみていきましょう。

エミル・ザートペック(1922年9月19日~2000年11月22日)

1948年、1952年、1956年オリンピック 
エミル・ザートペック(モラヴィアコプシヴニツェ市出身)は、チェコスロヴァキアの陸上選手で、長距離走4つの金メダルを獲得しています。ザートペックは、10,000 mを29分未満で、さらに20,000 mを1時間未満で走ることに成功した最初の人物で、ヘルシンキ・オリンピック(1952年)では、5000 m、 10,000 m、そしてマラソンで金メダルを獲得、しかも3種目全てでオリンピック記録更新という偉業を成し遂げました。3つ目の金メダルとなったマラソンに参加したのはこのときが初めてだったというのですから驚きです。

ヴェラ・チャースラフカー(1942年5月3日~2016年8月30日) 

1964年、1968年オリンピック  
チャースラフカー(プラハ出身)は体操選手として2度オリンピックに出場しています。1964年の東京オリンピックでは、個人総合、跳馬、平均台で金メダルを手にし、1968年のメキシコオリンピックでは、個人総合、跳馬、段違い平行棒、ゆかで金メダル、平均台、および団体種目で銀メダルを獲得しました。チャースラフカーは、メキシコオリンピックをもって引退しましたが、同年世界最優秀女性スポーツ選手に選ばれています。

ヤン・ジェレズニー(1966年6月16日~)

1988年、1992年、1996年、2000年、2004年オリンピック 
中央ボヘミアムラダー・ボレスラフ市出身。近年最高のやり投選手とされており、3度のオリンピックで金メダルを獲得(1992年、1996年、2000年)、銀メダルも1つ手にしています(1988年)。やり投のルール改訂以後、90 m以上の飛距離が記録された回数は世界で84回ありますが、このうち52回はジェレズニーにより達成されたものです。ジェレズニーは95 m以上を3度記録していますが、やりの重心変更以後これ以上の記録を出した者は未だ存在しません。過去にはワールド・アスリート・オヴ・ザ・イヤー、ヨーロッパ・アスリート・オブ・ザ・イヤーにも選出されています。

マルチン・ドクトル(1974年5月21日~)

1996年、2000年、2004年オリンピック  
マルチン・ドクトルは、東ボヘミアポリチカ市出身のカヌースプリント選手です。1996年のオリンピックでは、カナディアンシングル1,000 mと500 mの2種で金メダルを獲得しています。

シュチェパーンカ・ヒルゲルトヴァー(1968年4月10日~)

1992年、1996年、2000年、2004年、2008年、2012年オリンピック  
シュチェパーンカ・ヒルゲルトヴァー(プラハ出身)は、カヌー、具体的にはスラロームを専門としており、1996年と2000年のオリンピックで金メダルを獲得しています。既に競技活動からは引退していますが、現在もコーチとしてカヌーに関わり続けています。

ロマン・シェブルレ(1974年11月26日) 

2000年、2004年、2008年、2012年オリンピック 
ロマン・シェブルレ(東ボヘミアランシュコロウン市出身)は、混合競技の選手で、十種競技で初めて9,000ポイントの壁を破った人物です。2001年には9,026ポイントで世界記録を達成、その後11年間記録保持者として君臨していました。十種競技ではアテナオリンピック(2004年)で金メダル、シドニーオリンピック(2000年)で銀メダルを獲得しています。

バルボラ・シュポターコヴァー(1981年6月30日~) 

2004年、2008年、2012年、2016年オリンピック  
バルボラ・シュポターコヴァーは、生まれはリベレツの近くの町、ヤブロネツ・ナド・ニソウですが、プラハで育ちました。やり投の選手で、72.28 mの女子部門世界記録の保持者となっています。オリンピックでは、北京(2008年)、ロンドン(2012年)で金メダル、リオデジャネイロ(2016年)で銅メダルを獲得しています。

ルカーシュ・クルパーレック(1990年11月15日~)

2012年、2016年オリンピック  
ヴィソチナ地方のイフラヴァ出身。子供の頃から柔道選手として活躍、現在のところ前回のリオデジャネイロオリンピック(2016年)で、100 kg級金メダルを獲得しています。