カレル4世700年‐カルルシュテインの宝物展

カレル4世700年‐カルルシュテインの宝物展

カレル4世とその生誕700年を記念する、ルクセンブルクの年の目玉行事

五月 7 2016 - 十二月 31 2016
カレル4世700年‐カルルシュテインの宝物展
カルルシュテインの宝物とは、カレル4世の時代つまり14世紀の品々約400点を指します。ファッションアクセサリー、飲料用の入れ物あるいは香り高い薬草やクリームの箱は、私達が持つ中世の生活への想像を補足するものになるでしょう。これらをカルルシュテイン城で見ることができるようになります。
カルルシュテインの宝物は発見されるまで600年以上の時を待っていました。宝物のコレクションは、フス戦争の時代にカルルシュテイン城の壮大な城壁の中に隠されたのです。フス戦争は15世紀はじめ、カレル4世の息子であるルクセンブルクのジクムントのチェコ王への即位を国民のほとんどが反対したことをきっかけに、ボヘミアの地で勃発しました。城の住人たちは財宝が恐ろしいフス軍の手に落ちることをおそれ、王の財宝を守るための要塞として建てられた城の壁に宝物を隠したのです。600年後、城の修復の際に労働者がこれを発見しました。   

中世の貴族の生活を物語る歴史的な品々のコレクションは、プラハの美術工業博物館に属しています。カレル4世生誕700年の機会に、この君主が建設をさせたカルルシュテイン城に賃貸します。