庭園開放の週末

庭園開放の週末

「庭園開放の週末」は、通常見ることのできない庭園を見学できるばかりでなく、お気に入りの公園を別の視点から眺める機会も与えてくれるイベントです。

六月 8 2024 - 六月 9 2024
庭園開放の週末
「庭園開放の週末」では、緑地の専門家の解説も聞け、人々の生活における緑の機能と意義に関して、新たな知識を得ることができます。更に開放対象となる公園、庭園の多くが、解説付き見学コースはもちろん、お子様向けプログラム、コンサートなど数々の企画を用意しています。 「庭園開放の週末」は、常に草花が満開となる6月第2週末に実施されます。この週末には、チェコ国内のみならず、ヨーロッパ中の人々が、春から夏への季節の移行を楽しみます。 プログラムには、プラハ城下の庭園も含まれています。フラッチャニの丘陵南側に並び、プラハ城とマラー・ストラナとを結ぶ城下の宮殿庭園は、レデブルク庭園、小パールフィ庭園、大パールフィ庭園、コロヴラト庭園、そして小フィールシュテンベルク庭園の合計5つの庭園から成っています。これらは全て18世紀に造られたもので、その装飾にはチェコ・バロック、そして初期古典主義を代表する芸術家が参与、またテラス、パビリオン、オランジェリー、グロリエッテなど、イタリア・ルネッサンス式庭園を彷彿させる要素に満ち溢れています。 プラハ以外では、クロムニュジーシュで、城下庭園と花の庭園が開放されます。またリボホヴィツェ城とヴルホトヴィ・ヤノヴィツェ城では、最後の女城主、ボルチーナのシドニエ・ナードヘルナーの軌跡を見学することができます。