ブルノのヤナーチェク劇場

ブルノのヤナーチェク劇場

ブルノのバレエとオペラの殿堂

既に20世紀のはじめから、チェコ系ブルニャン(ブルノのドイツ語話者でなくチェコ語話者の人々)の間で待ち望まれてきた、チェコ人のための威厳ある劇場の設立は、ようやく1965年に実現の運びとなりました。そしてブルノゆかりの最も重要な芸術家の名前が付けられました。こうしてヤナーチェク劇場が誕生したのです。

一部を町の公園に囲まれている記念碑的な機能主義建築のこの建物は、古典から現代に至る本格的なオペラ、バレエの演目のために設計されました。客席は、周囲をボックス席が花輪のように取り囲んでいる段差のついた円形競技場のような趣、約1055人を収容できます。この劇場は、レオシュ・ヤナーチェク関連の建物の中で一番大きいもので、劇場正面では訪れる観客を彼の銅像が迎えています。