ヤクブ広場とブルノの聖ヤクブ教会

ヤクブ広場とブルノの聖ヤクブ教会

広い納骨堂教会のユニークな場所を自分自身の目で確かめてください

ヤクブ広場は18世紀の終わりまで、聖ヤクブ教会に属する墓地でした。しかし大きくなる街のニーズに墓地の規模が追いつかず、すぐに手狭になったため、ここから骨が運びだされ、納骨礼拝堂へと移されたのです。
3つの部屋からなる地下墓地は、ちょうど聖ヤクブ教会の床の下にしつらえてあり、17世紀にはこの目的で作られていたとされています。収容されている骨の数では、聖ヤクブ教会の納骨堂はパリのカタコンブに次ぐ、ヨーロッパで2番目の規模となっています。聖ヤクブ教会そのものは、13世紀初めに建てられた54mの長さの教会で、その塔は94mの高さを誇っています。この教会には、かつて30年戦争の際スウェーデン軍から街を守ったブルノ防衛軍を率いたルドヴィーク・ラデュータ・ド・スシュが眠っています。