レドニツェ・ヴァルティツェエリアのアポロン寺院

レドニツェ・ヴァルティツェエリアのアポロン寺院

城の屋根の監視塔からリヒテンシュタイン家の建築物を見る

太陽の馬車に乗るアポロン神、アモレット(愛の神)のグループとアポロンの竪琴、そして4人の女神ムーサといった古代神話のシーン。これらは水車の池の岸のそばにヤン・リヒテンシュタインが引き続き建てさせた豪華な建築物の正面を飾っている絵です。
帝国様式の小さな城は、古代ギリシャの太陽神アポロンに捧げられたもので、ドーリア式の柱で飾られています。古典様式の手すりのついたテラスまで螺旋階段を登ってみましょう。この建物は、1817~1819年にウィーンの建築家ヨゼフ・コルンハウゼルによって建てられました。彼はリヒテンシュタイン家最盛期のお抱え建築家ヨゼフ・ハルトムットの後任に当たります。内部インテリアについては、残念ながら非公開となっています。