ズラター・コルナ修道院

ズラター・コルナ修道院

ズラター・コルナ修道院で中世の魅力を堪能する

魔法の杖の一振りで中世にタイムスリップしてみたいという方は、南ボヘミア地方を旅行なさる際には、ズラター・コルナのシトー会修道院をご訪問ください。中欧屈指のゴシック建築の修道院は、チェスキー・クルムロフ近郊のヴルタヴァ川をはさむ美しい谷に位置しており、数百年前の修道士の生活をしのぶ貴重な資料ともなる往時の雰囲気を今日でも感じることができます。

伝説によると修道院は12世紀にクレッセンブルンの戦いに勝利した褒美としてボヘミア王オタカル2世が建てさせたものです。修道院では今日でも独特なゴシック様式の守護天使礼拝堂を見学したり、美しい回廊の広い空間を歩いて修道院の歴史を感じたり、南ボヘミア地方​​最大の寺院である壮大な聖母マリア被昇天教会で瞑想したりすることができます。修道院では、さらに多くのものを見学することができます。見学コースの一つでは18世紀の修道士の日常生活を紹介しています。この場所の本物の宝物はベルリンの名門ピアノメーカー、カール・ベヒシュタイン製のグランドピアノです。このピアノは世界唯一のものであり、そもそもはサンクトペテルブルク王宮の注文を受けて製造されたものです。