快適な冬を過ごすために:冬も暖まる4つの町

快適な冬を過ごすために:冬も暖まる4つの町

ユニークなカフェの雰囲気を体験したり、演劇鑑賞を楽しんだり、あるいはチェコ最大のシナゴーグの建物を眺めたりと、冬をエンジョイする過ごし方は様々です。

今年も冬将軍がやってきました。誰もが、どこで寒さをしのぐか考えを巡していることでしょう。そこでここでは、プラハ、ブルノ、オロモウツ、プルゼニュでの冬の過ごし方のヒントをご紹介しましょう。

プラハ:雰囲気たっぷりのカフェ 

プラハには、天気がすぐれないとき潜り込む場所が町のいたるところにあります。中でもお勧めはプラハのカフェ。例えばプラハ散策でかじかんだ手足を温めるのに最適の場所といえば、カフェ・スラヴィアでしょう。カフェ・スラヴィアはヴルタヴァ川の右岸、国立劇場の真向かいに位置し、その大きな窓からはプラハ城、ヴルタヴァ川、そしてマラー・ストラナを望む素晴らしい景色を堪能することができます。一方チェコ・キュビズム建築の最高峰・黒い聖母の家の中には、真の秘宝とも言えるカフェ空間が隠されています。近年再開されたこのグランド・カフェ・オリエントは、世界でただ一つのキュビズム・カフェなのです。また20世紀初頭の独特な雰囲気を味わいたいという方には、ナーロドニー通りのカフェ・ルーブルがお勧めです。冬はまた、博物館、展覧会見学にうってつけの季節でもあります。例えばカムパ博物館では、チェコ・キュビズムの中心人物、エミル・フィルの展覧会が2月11日まで開催されています。もちろん国立美術館フランツ・カフカ博物館にも是非お立ち寄りください。

ブルノ:機能主義の宝石 

ブルノでも冬はカフェでの語らいが魅力です。中でもヤクブ広場とビェホンスカー通りが交差する角に位置するサヴォイ・カフェは、貴方も是非お試しください。また青果市場広場には、ブルノ最高のカフェの一つ、コスモポリス・カフェがあります。更に機能主義建築のカフェ・レストランを体験したいという方には、カフェ・エラがお勧めです。機能主義建築見学ツアーは、そこから機能主義の宝石と言われるトゥーゲントハット邸、そしてフィデル・カストロが宿泊した場所としても知られるシュティアッスニ邸へと進めていくことができます。ブルノでは更にマーヘン劇場、あるいはヤナーチェック劇場にも是非お出かけください。

オロモウツ:チェコで最も背の高い彫像 

名所旧跡の数ではチェコ第二の都市・オロモウツは、魅力的な場所には事欠きません。まずは修道院、教会あるいは博物館の見学にお出かけください。感銘を受けること請け合いです。また町の中心部では、聖三位一体柱をお見逃しなく。高さ35メートルのこの柱は、チェコ国内で最も高い彫像で、その奥には小さな礼拝堂も見られます。もう一つのオロモウツを代表する建物といえば、聖ヴァーツラフ大聖堂ですが、その塔は教会の塔としてはチェコで二番目に高く(100.65 m)、またその鐘はモラヴィア最大のものとなっています。市内観光の合間に暖を取る場所としては、芸術博物館あるいは有名な老舗パブ「ポノルカ(潜水艦の意)」などがあります。また科学ファンの方は、中央モラヴィアで最初に作られたインタラクティブ科学博物館・知識の要塞(Pevnost poznání)を是非お訪ねください。

プルゼニュ:極上のビールと最大のシナゴーグ 

プルゼニュは、ビールで世界にその名が知られている町です。ここでは冬季ももちろんビール醸造博物館プルゼニュ地下道などで、ビールの歴史を知ることができます。市内(ビール)見学後は、ムニェスチャンスカー・ベセダ(市民ホール)の文化プログラム、あるいは20世紀初頭の中央ヨーロッパを代表する建築家の一人、アドルフ・ロースが設計したインテリアを見学するなどして、体を温めてください。プルゼニュは更に、町の中心部に聳え立つ大シナゴーグの存在でも知られています。これはシナゴーグの建物としてはチェコ最大、ヨーロッパで二番目、世界でも三番目に大きなものとされています。また脳細胞を活性化したいという方には、何と言ってもサイエンス・センター「テクマニア」が絶対お勧めです。町の中心部では、聖バルトロムニェイ教会の塔に是非登ってみてください。塔の高さは102.26  mあり、教会の塔としてはチェコで最高。それだけにここからは町全体の素晴らしい景色が望めます。