冬のチェコの魅力

冬のチェコの魅力

チェコの冬を満喫する方法を、お教えいたします!

チェコでは冬は、舞踏会、ダンス・パーティーの季節。また伝統のフォーク・ダンスも、その華麗な美とともに鑑賞する絶好の機会です。

冬のプラハの魔法:高雅、エレガンス、そしてスタイル

 2月7日に開催される今年のオペラ座舞踏会は、そのモットー「サボア・ヴィーブル」が示すように生きる芸術に捧げるものとなっています。訪れる者は誰しも、有名な音楽が奏でる物語の中に入り込み、舞踏会の舞台によりフランスの豪華絢爛な世界にいざなわれるのです。フランス人にとって「サボア・ヴィーブル」とは、人生を満喫することのみを意味するものでは決してありません。その真の意義、意味は、「良い人生を歩み、学び、最高のものを選び、どんなときでも気品を保ち、エレガントでい続けること」。オペラ座舞踏会の目標も、ここにあるのです。

 プラハで2月に開催される国際的イベントは、オペラ座舞踏会だけではありません。フェスティバル・ボヘミアン・カーニバルも、舞踏会に負けず劣らぬ見ごたえのあるショーです。これは、チェコで中世から続く謝肉祭の寓意的伝統に根ざしたもので、ユニークな才能、洗練されたセンス、そして素晴らしい創造力をカラフルに体現しています。今年2月6日~17日に開催されるこのカーニバルの舞台となるのは、屋外・公共空間、宮殿、博物館、美術館、そしてレストラン、ホテルなど。そのクライマックスは、バロックの仮装舞踏会です。

冬のグルメ・イベント

 長い冬の夜は、グルメ体験に最適のとき。1月と2月、チェコ国内最高のレストランが参加して行われるグランド・レストラン・フェスティバルでは、バウチャーを買うだけで、プラハ、その他の町のレストランで、一流シェフが腕をふるって用意するグルメ・メニューを試してみることができます。今年のグランド・レストラン・フェスティバルは、115日から228日まで行われます。

農村の謝肉祭

 もともと多神教の習慣であったこの謝肉祭は、その後キリスト教徒により巧みに儀式の暦に組み込まれ、イースターの前に終わるように調整されました。ザビーヤチカ(屠畜)の季節、春の到来を待つ時期、そして40日の断食の前、最後の飽食の機会、これが昔ながらの謝肉祭なのです。その儀式、行列、歌、ゲームなどには全て、1年後も同様に楽しい饗宴が開けるように、豊作を祈る意味が込められていました。

 謝肉祭は、例えばチェスキー・クルムロフでも体験することができます。ここでは、謝肉祭の伝統行事が復活して今年で8年目を迎えます。曲芸師、大道芸人、そして音楽家がそれぞれの芸を披露する中を進んでいく仮装行列は、非常にバロック的に華やかで、芸術的にも見ごたえがあります。もちろんユネスコ文化遺産チェスキー・クロムロフというルネッサンスの舞台がイベント全体に輝きを与えていることは、言うまでもありません。ノヴェー・ムリーニ・ダムからほど近い、パーラヴァ山地の麓、フストペチェでは、謝肉祭にモラヴィア風ザビーヤチカを執り行う習慣が残されています。フストペチェの仮装は自由なファンタジーに満ちており、現代世界の風刺をも多々反映したものとなっています。ボヘミア地方では、ヴェセリー・コペッツの屋外博物館の謝肉祭がお薦め。ここでは早くも1月31日に、パレードが開始されます。またユネスコ無形文化遺産に登録されているヴォルトヴァーの謝肉祭は、2月14日にクライマックスを迎えます。