スラフコフ古戦場に、再び戦闘の叫びが蘇る

スラフコフ古戦場に、再び戦闘の叫びが蘇る

スラフコフ古戦場とスラフコフ城が、この地で200年以上前に繰り広げられた三帝会戦を記念する、伝統のイベント会場に

イベントでは、サントン丘の麓の会戦、野営、遭遇戦の様子が再現され、大規模な花火大会でプログラム終了となります。ここ南モラヴィアのスラフコフ(ドイツ名=アウルテルリッツ)では、戦闘再現のほか、ナポレオンと共に城を見学する企画、そしてミサが行われます。イベントには、900人もの人々がナポレオン戦争当時の、フランス軍、ポーランド軍、オーストリア軍、そしてロシア軍のユニフォーム、コスチュームを身に着けて参加します。

 スラフコフ=アウステルリッツ城における記念イベントは、20141128日(金)開始。この日、兵士が町を占領し、広場や城の中庭で大戦闘の準備をします。ライトアップされた城の中庭には、オーストリア皇帝フランツ一世、続いてロシアのツァーリ、アレクサンドル一世が登場、二人の皇帝が会戦前の夜、この城の中で会談したことを記念して行われる夜のイベントは、ホット・ワインと音楽で開始され、フォークロア・ダンスで幕を閉じます。

ヨーロッパの運命を決めた三帝会戦

 スラフコフの戦い209年周年を迎える今年の会戦再現は、例年通りトヴァロジュナー町近郊、サントン丘の麓で、112914時より開始されます。イベントには、フランス、ワルシャワ公国、オーストリア、ロシア、ザクセンの軍隊のユニフォームを着た900人の「兵士」のほか、60頭の馬が参加、また大砲も15用意されます。参加者は、チェコのみならず、スロバキア、ポーランド、オーストリア、ドイツ、フランス、ベルギー、イタリア、ハンガリー、ロシア、ルーマニアからもやってきます。今年の戦闘再現は、ヴァンダム将軍の部隊がロシア守備隊と衝突したスタレー・ヴィノフラディ丘の戦いを取り上げますが、この戦いは、ロシア=オーストリア連合軍の退却に終わっています。平和の塚における追悼会は、1130日(日)の12時からです。

 スラフコフの土曜日のプログラムでは、1805年当時の町の様子が再現されます。ここでは、様々な工芸技術、あるいは軍隊の訓練、遭遇戦の様子などが見られます。スラフコフ=アウステルリッツ城では、ナポレオンと共に城を見学する企画が行われ、ユーモアたっぷりに、会戦勃発前の様子、そして勝利後のナポレオン皇帝自身の姿が紹介されます。

 プログラムの最後には、フランス軍による市庁舎の占領、続いてフランス軍の勝利宣言が行われ、スラフコフ・ウ・ブルナにおける今年の記念イベントは、20時に、参加した全軍隊の町の行進、そしてマルチメディア・ショーと花火で閉会となります。